開成学園の紹介
- 名称:学校法人 開成学園 開成中学校・開成高等学校

- 所在地:〒116-0013 東京都荒川区西日暮里4丁目2番4号
- TEL:03(3822)0741(代表)
- 理事長:武藤 敏郎
- 学園長:武藤 敏郎
- 校 長:柳沢 幸雄
- 生徒定員・学級数
中学 生徒定員………900 学級数………… 21
高校 生徒定員…… 1,200 学級数………… 24
- 校章 通称「ペンケン」で親しまれています。

- 校歌 作詞:古関 吉雄 作曲:信時 潔
常磐のみどり色映ゆる 道灌山の学びやに
あこがれ集ふ若人が 遙けき行手のぞみつつ 歌ふや生命の朝の歌
黎明日本の夢破り 文化の教え開きたる
我が先人を思ふとき 次代を背負ふ健児等が 胸血高鳴りたぎつなり
基は遠き伝統に 若き心を培ひて
ペンと剣の旗の下 剛健の意気いや高く いざや進まんああ我ら
学園のあらまし
開成学園は、明治 4(1871)年、幕末の進歩的な知識人であった佐野鼎
先生によって創立されました。先生は、欧米の教育事情を視察した折に、わが国にも欧米なみの学校が必要であると強く感じられ、帰国後、創立を決意されました。校名は「共立学校」と名づけられました。
佐野先生が若くして亡くなられたあと、初代校長として高橋是清先生が就任され、今日の学園の基礎を築かれました。先生は、生徒と教師に対して、「学問の目的とするところは自分自身に固有の能力を進歩させ、小さいところで言えば、我が身、我が家の利益、大きいところで言えば、社会の利益をおこそうとするものにほかなりません。結局のところ、世の中において利用・厚生の方法を探求すべきものは、皆、学問です。よく注意・観察するときは、どの事物も、学問とならないものはありません。この点の注意を欠くと、どんな学校に在籍して、どんな立派な大学者について、どんな多くの書物を読みあさっても、どうして学問となるでしょうか。学問の成否は、この注意・観察がどの程度であるかによります。そうして、この注意は、教える人に属するのではなくて、もっぱら学ぶ人に属するのです。自分で工夫するとか案出するとかいうことは、わずらわしいものです。まねにばかり熱を入れていては、ついに事物について推論・思考をしなくなるという害があります。
学問するには記憶力と思考力とは両方とも欠くことのできない要素で、記憶力というものは思考力を養うための土台です。例えば、事物の是非得失をよく考えないで、ひたすら前例にのっとることに努め、その結果がどうであるかは本人が関知しないなどというのは、つまり、記憶力と同時に思考力を育成しなかったことの結果というべきです。そもそも思考力を用いるときは、おのおのの事物について、一つ一つ推論・探求することで事理を解明することが可能です。これまでだれも発見していなかった理論を発見することさえ可能です。以上の点を見ると、学問は思考力を用いるのが最も貴い、ということになります。」と諭されました。学園は高橋先生のこの理念を教育方針の柱として受け継いできました。
明治28(1895)年に、それまでの校名「共立学校」を「東京開成中学校」に変えました。これは中国の古典『易経』の中にある「開物成務」に由来し、「人間性を開拓、啓発し、人としての務めを成す」という意味です。
また「ペンケン」の校章は、有名な格言「ペンは剣よりも強し」を図案化したものでいずれも学園の校風を象徴するものです。
開成がめざしているもの −知性・自由・質実剛健を重んじ基礎学力を養成−
習熟度別クラス編成は特に行わず、生徒の自主性を尊重しながら、日々の授業を重視する。
高校からの入学者(約100名)は1年間別クラスとして、科目によっては補習などを通じて内部進学者との進度を合わせるようにしている。高2からは内部進学者と混合のクラスになる。
- 国語
中学では、教科書を基に行うが、より体系的に行うために自主教材を活用する。加えて中1では、口語文法を、中2では、文語文法と古典を、中3では、古典と漢文を系統的に行う。高1では「国語
総合」を中心に行うが、自主教材の活用が多い。 高2以降では、現代文・古文・漢文が全く独立しており、副教材・自主教材で授業を行い、高3では大学受験に応じた授業を行う。
- 数学
6カ年を見通したカリキュラムを組み、担当の教師が工夫した授業展開やプリント作りをしている。
中学では、代数の分野と幾何の分野を分け、並行して学んでゆく。
高2の中頃から、文系・理系を考えた授業を行っている。高3では問題演習を中心に行い、高度な力をつけるようにしている。
- 理科
中学から物理・化学・生物・地学の4科目に分割され、各科目で専門の教師が担当。 中学では、4科目における基礎的な実験実習、観察観測などを中心にした科学的な知識や考察力を身につけさせる。
高校では上記4科目から、高1で3科目(理科基礎を含む)、高2で2科目を選択。高3では、理系は2科目、文系は1科目を選択して学習する。
- 社会
中学から歴史・地理・公民の各科目を専門の教師が担当する。教科書をもとにした学習のほか、とくに興味深いテーマを取り上げ、自主教材をもとにした学習もある。高校では政経(高1)、倫
理(高2)、*世界史(高1)が必修で、日本史・地理は選択科目として学習する。ほとんどの科目は高1から高3まで連続して学習することができる。
*世界史は高2以降は選択科目。
- 英語
中1〜高3まで各学年週6時間授業。読解・作文・文法とともに会話にも重点を置き、中学では1クラスを半分に分け、外国人による英会話の授業がある。各学年とも担当教師が自主教材等を利用して効果的な授業を行っている。
- 体育
6年間を通じて、片寄りのないように、陸上、武道(柔道、剣道)、球技など幅広く、いろいろな運動を経験するようにしている。
- 芸術
中学では音楽と美術を通じて心の豊かな人間の育成を目指す。高校では、音楽・美術・書道・工芸の科目を設け、幅広く生徒の希望に添えるようにしている。
- 技術・家庭(中学)
技術分野では 、木材加工・電気回路・コンピュータなどの基礎を学習する。
家庭分野では、衣食住・家族・保育など日頃の自分自身の生活と人生について考え、将来をみつめながら、自分らしく自立して生きるための力を身につけることを目標としている。
- 家庭・情報(高校)
家庭分野では、高校2年生を対象に、家族や生活の営みを主体的にとらえ、実践的な態度を育てることを目標としている。
情報分野では、高校1年生を対象に、情報技術(IT)を学習する。実際に、生徒にコンピュータを使わせることによって、基礎的な知識と技術を習得させる。